AUSTRALIND

第2の故郷

はじめまして

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21歳の時、西オーストラリアにあるオーストラリンドという小さな街で過ごしました。

(個人的な感想ですが…)ジブリ映画に出てきそうな静かな木々の間を抜けると海に繋がっていて、たくさんの動物と、濃い青空と、すれ違う人々とのニコッと交わす笑顔が心地よくて、幸せな日々でした。

(自分でもよくこれで行ったなぁ…と思う程に)日常会話さえままならなかった私を、気長に受け入れてくれた方々に真心を感じました。

私に言葉が通じないものだから…[emoji:B5B]みんな必死です。

よくお出かけに連れ出してくれたり、様々なことを経験させてくれました。一緒にお料理をしてみたり、日本語を覚えてくれたりもしました。

私は、この地で理想の家族像をみた気がしています。

矛盾している様に聞こえるかも知れませんが…

様々な家族の在り方があって、少なくとも、理想像に出会えたのは、私を産んでくれた両親のお陰で、たった1人のかけがえのない弟がいてくれるからだと、痛感しています。

我の強い私は、なかなか受け入れられないこともありますが、これからでも何度でも、少しずつ努力を重ねて、ここで過ごした時に感じたあの温かさを胸に、私は私の新しい家族をつくることで、恩返しをする人生を歩みたいと思います。

最近、気付いたことがあります。

朝4時に起きて出勤する毎日を送っているのですが、好きなお仕事とはいえ、負のオーラ全開になってしまっている時もあります。ただ、(「今日は絶対、帰ったらすぐお風呂に入って寝る!」と、起きて早々誓いながらも)思いっきり深呼吸をして朝の冷たい澄んだ空気を体いっぱいに感じると、なぜかオーストラリンドにいた時に感じた、あの心地よさと同じものを感じて嬉しくなります。

話はそれますが、日本だから…海外だからではないのだろうと思います。物理的に○○だから出来る…出来ないではなく、自分の矢印をどこへ向けるかどうかとはこういうことなのかなぁ…と勝手に解釈しながらも、懐かしがったり羨んでばかりでは勿体無いなぁと、ハッとしています。

正負は、真逆の様でいて紙一重だと思っています。

全てがこんな風に置換えられるとは思いませんが、日々の嬉しいこと、好きなこと、忘れたくないこと…いつも想いながら過ごしたいと思いました。

そして、いつか成長した姿を見せにこの場所へ!