AUSTRALIND

第2の故郷

仕事人間

私の好きな言葉の1つです。
ただ、最近、この言葉に対して周囲と誤差がある様な気がしているのです…。

私の第2の故郷であるAustralindの両親は共働きで、特に父は、休日を利用して街の保安係も率先している、とても忙しい人です。
家族の為に、素敵な森の中にお家を建てて、自分は、職場まで片道2時間もかけて通っています。
朝も早起きだし、少し時間があけば、私とお喋りしようとお茶に誘ってくれたり、お庭にわざわざテントを張ってBBQをセッティングしてくれたり…いつも優しくて、一生懸命です。
眠そうにしている姿を見たことがありません。

私の実家の父も、自営業という仕事柄、私が子どもの頃は、ほとんどお家にいませんでした。
時々、私たち子どもと顔を合わせると、「(毎日帰って来ていたのですが)今度はいつ帰って来るの?」と言われる程だった様です。
父は、丁寧で素早い作業をモットーに、日々頑張っていました。
久々のお休みの日も、「ちょっと現場見て来るけど…」と言って、私たちに大きなお菓子の袋を持たせて、仕事現場へ連れて行ってくれました。

私の中では、仕事人間というと、カッコいいイメージでした。
でも、最近は、仕事を理由にしている様な、仕事に熱心な自分に酔っている様な、そんな1人強がりなイメージがあります。

本当に仕事が好きであるのなら、その人はカッコよく見えるはず…

私も、仕事は好きなのだけど、時々、そんな1人強がりの一員になっています。
そんなこと、自分には隠しようがありません。

Jもそうです。
どんなに忙しくても、私のことを考えてくれているのがよくわかる…
それが、何となくいつも不思議なのです。
私は、困ることがある時は、自分の中には存在しないJの考えを取り入れてみたくなる。
特別なことをしてくれている訳ではないと思うのだけど、当たり前なことが、心に響くのです。
きっと、飾らない姿を見せてくれているからなのだと思います。
そんな尊さをいつまでも感じられる様に、周りのお陰で自分が活かされていることを忘れずに、過ごしていきたいと思うのです。