AUSTRALIND

第2の故郷

愛情弁当

明日はお弁当を持って行こうかな、と呟いたら…

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「ちょっとだけ、これ持っていく?」
「あ、これは…?」
「それで足りる?」と、母。

もう少し、綺麗に用意したかったのに。

自分で用意したかったのに…

せめて、蓋が閉まる様に…

でも、言葉を飲み込んだ。

母が、疲れているのに、はしゃいでいる様にも見えたから。

そんなこと、絶対言えない。

…例え、母がどんな解釈を私へ向けようと。

…私は、ありがとうと思える娘でいたい。